福島県の都道府県選手権の日程は10/28(日)でした。
ベスト8のデッキリスはDDDさんの日記にて公開していますのでそちらを参考にして下さい。
http://diarynote.jp/d/31825/20071028/

ベスト2に残ったのは福島市の2名。
ヨコクラ氏とホンダ氏でした。(以下敬称略)
ヨコクラは準々決勝で黒緑青blinkデッキ、準決勝で赤緑ビッグマナデッキを駆逐して決勝へ。
ホンダは準々決勝で緑青ビートダウンを、準々決勝でgreatergoifを屠って決勝に進出した。
以下はデッキリスト。

Yokokura Takeshi
Main Deck:
4《ファイレクシアの鉄足/Phyrexian Ironfoot》
2《ガルザの暗殺者/Garza’s Assassin》
4《黒き剣の継承者コーラシュ/Korlash, Heir to Blackblade》
2《墓生まれの詩神/Graveborn Muse》
3《叫び大口/Shriekmaw》
2《戦慄/Dread》
1《トリスケラバス/Triskelavus》

4《冷鉄の心臓/Coldsteel Heart》
2《恐怖/Terror》
1《不敬の命令/Profane Command》
2《ロクソドンの戦槌/Loxodon Warhammer》
2《堕落の触手/Tendrils of Corruption》
4《滅び/Damnation》
2《リリアナ・ヴェス/Liliana Vess》
1《消えない賛歌/Haunting Hymn》

9《冠雪の沼/Snow-Covered Swamp》
4《霜の湿地/Frost Marsh》
1《戦慄艦の浅瀬/Dreadship Reef》
2《ヨーグモスの墳墓、アーボーグ/Urborg, Tomb of Yawgmoth》
3《ロノムの口/Mouth of Ronom》
1《アカデミーの廃墟/Academy Ruins》
1《ウルザの工廠/Urza’s Factory》
3《占術の岩床/Scrying Sheets》

Sideboard:
3《ザルファーの魔道士、テフェリー/Teferi, Mage of Zhalfir》
1《触れられざる者フェイジ/Phage the Untouchable》
2《根絶/Extirpate》
1《呪文の噴出/Spell Burst》
4《死の印/Deathmark》
4《十二足獣/Dodecapod》

Honda Hirohito
Main Deck:
4《ゴールドメドウの重鎮/Goldmeadow Stalwart》
4《ゴールドメドウの侵略者/Goldmeadow Harrier》
3《ブレンタンの炉の世話人/Burrenton Forge-Tender》
4《アムローの偵察兵/Amrou Scout》
4《メドウグレインの騎士/Knight of Meadowgrain》
4《皺だらけの主/Wizened Cenn》
2《鏡の精体/Mirror Entity》

2《民兵団の誇り/Militia’s Pride》
4《忘却の輪/Oblivion Ring》
4《栄光の頌歌/Glorious Anthem》
3《黄金のたてがみのアジャニ/Ajani Goldmane》

16《平地/Plains》
4《トロウケアの敷石/Flagstones of Trokair》
2《地平線の梢/Horizon Canopy》

Sideboard:
4《太陽の槍/Sunlance》
4《雲を追うケストレル/Cloudchaser Kestrel》
3《真髄の針/Pithing Needle》
3《アメジストのとげ/Thorn of Amethyst》
1《ブレンタンの炉の世話人/Burrenton Forge-Tender》

コントロール対ウィニーのオーソドックスな対決となった。

ヨコクラは早朝からデッキに悩んでいた。「トリスケラバス入れたいんですけどトークン持ってくるのめんどくさいんですよね〜」と言いつつも結局デッキにはしっかり入っていた辺り、かなりコントロールを警戒していたようだ。
実際のところ、キスキンや緑ビートダウン系のデッキならば”叫び大口”を始め、豊富な黒除去を有しているデッキのために”勝てる”と踏んでいたようだ。
一方で会場に現れたホンダは脇目も振らずにデッキリストを書き始めた。「できないんですよ〜」そう言いつつ大会に望んだホンダはやけっぱちとも言える強さがあったのかも知れない。

決勝戦第1ラウンド。ダイスロールで先行はヨコクラ。手札を見るなりノータイムでキープを宣言する。自身に満ち溢れた表情で。一方ホンダは悩んだ末にマリガン。6枚の手札をキープする。
先行、タップイン(氷雪)の静かな立ち上がり。一方でホンダは重鎮から侵略者を見せ、幸先のいいスタートを切る。2ターン目もヨコクラは再びタップインをセット。自身に満ちた表情にホンダは疑心暗鬼になる。ヨコクラの静かなスタートに不安になりつつ敷石をセット。攻撃をして侵略者を展開。ターンを返す。返しでヨコクラは鉄足をプレイ。地上パワー3生物があふれるローウィン環境において、一方的に戦闘に勝てる優秀な生物として再び注目を浴びている。(ローカルですがw)しかしホンダの場には前のターンに召喚したタッパーが…アンタップにマナのかかる鉄足には天敵である。ターンが変わってホンダはやはり鉄足をタップ後に重鎮で攻撃。しかしこの後に後続が展開されず、ややプレッシャーに欠いたままターンを返す。続いてヨコクラは占術の岩礁をセットし、コーラシュを召喚。しかし1/1のコーラシュにやる気は感じられなかった…
コーラシュのやる気のなさはホンダも感じ取ったようで、栄光の頌歌をセットし、強化した生物2体で殴りかかる。無論やる気のないコーラシュは突っ立ったままである。しかし、その瞬間やる気のなかったコーラシュの瞳に闘志が宿る!
「コーラシュ壮大します」3/3のなったコーラシュの攻撃にタッパーは耐えられなかった…。失念していた効果に動揺しつつホンダはタッパー2号を召喚。エンドを宣言する。
コーラシュにやる気を出させたヨコクラは沼をセット後叫び大口を召喚。タッパーを除去し、鉄足をアンタップ。攻撃に転じる。重鎮のみの切ない場でホンダは地平線の梢をセット。手札を眺めて考えにふける。その後に民兵団の誇りをセット。梢を生贄にし、カードをドロー後、再びタッパーを召喚。ターンを返す。
ヨコクラは重鎮に堕落の触手を打ち込み、大口、コーラシュでアタック。戦線にガルザの暗殺者を加え、万全の状態でターンを返す。一方でホンダは今回の白が手に入れた優秀除去、忘却の輪でコーラシュをリムーブし、守りを固める。しかし、ターンエンド時にヨコクラのガルザがタッパーを屠る。苦しいホンダに追い討ちをかける様にヨコクラの場にはトリスケラバスが追加される。回ってきたターンにホンダはドローをしたが苦い顔で「サーセンwww」

side〜
ヨコクラ:in 死の印×4  out 詩神×2、消えない賛歌、リリアナ
ホンダ:in アメジストのとげ×3  out ブレンタンの炉の世話人×3

ラウンド2。両者マリガンスタート。ホンダはタッパースタート、皺だらけの主と展開。ヨコクラも黒宣言の冷徹の心臓をセットし、スタートを切る。ホンダはアムローの伝令を出し戦線を拡張するがヨコクラも負けじと想起の大口でタッパーを破壊し、一撃受けた次のターンには鉄足を召喚する。しかし、ホンダの手に握られた輪が鉄足を除去し、攻撃の手を休めない。苦しいヨコクラは想起の大口で主を、恐怖でタッパーを除去し、何とか盛り返そうとする。しかし負けられないホンダは重鎮、鏡の精体と全力で再展開し、決めにかかる。「それは無理〜」岩礁をセットし、黒命令の3点ルーズ&-3/-3で精体を除去する。予断だが、今回の選手権にてこの黒命令はかなり活躍したようで準々決勝で、オリジナルblinkを駆るコダマもこの命令で殺害されている。ホンダは栄光の頌歌をセットし、重鎮でアタック。ヨコクラのライフは1.これで後がなくなった。返しのターン、ヨコクラは戦慄をプレイ。しかし、能力が意味のない状態の戦慄を見て、誰もがホンダの勝利を疑わなかった。ホンダはクリーチャーを追加できなく、そのままターンを返したが、クリーチャーが1体でも攻撃が通ればホンダの勝ちだ。
しかし、その瞬間、ヨコクラの強さが光った。続くターン、ロクソドンハンマー戦慄に装備アタック。これだけでライフが逆転した。(ヨコクラ10、ホンダ8)「ちょっ…!!」戦慄の畏怖に回答を見つけられないホンダは投了を宣言。4年間の夢の果て、ついに福島市に優勝楯がもたらされた。

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